一律30円を値上げした喫茶店


今日ヤバいサービスに出会った

今日(10.01)に消費税が10%になりました。
それに伴って全国あちこちで内税の商品の値上げ(価格表示改訂)が行われました。

ある喫茶店では一律30円値上げました。
500円のコーヒー(注文から1時間以内ならもう一杯お代わり無料)も1100円のランチも、30円アップしました。
その代わりランチの大盛りや追加メニューはそのまま。

ポイントは一律ってところです。

一番よく出る商品は500円のコーヒーです。
500円の2%は10円で30円ではありません。
2%の増税に対して6%値上げしています。

1100円の2%は22円で30円ではありません。
2%の増税に対して2.7%の値上げをしています。

単価が安いものや品数が出るもの、単品注文しやすいものからガッツリ稼ごうということです。

もし消費税が5%から8%に増税された時に値上げをしてなかった場合、一律30円の値上げでもよいと思います。ですがメニューの価格を変えたことは一切告知されてませんでした。

さまざまなお客さんのココロをくすぐるメニューがあるのに「お支払いが納得できる値上げの意図」がないんです。これはちょっと残念です。

8%の時に値上げをしなかったのなら「これまで3%を徴収してませんでしたが…」と言えばいいのですが、値上げをしていたのならなんて言えば納得してくれるか?

ランチを食べてコーヒーをお代わりしながら、ちょっと考えてみようと思いました。